マンション工事現場 足場50枚が落下 女性けが 大分
2日、大分市中心部のマンションの工事現場で、13階部分に設置されたクレーンで運んでいた金属製の足場およそ50枚が落下し、女性1人がけがをしました。
2日正午ごろ、大分市城崎町のマンションの工事現場で、13階部分に設置されたクレーンを使って資材を地上に降ろす作業中、金属製の足場およそ50枚が落下しました。
足場は工事現場の敷地内に落ち、この事故で、弁当の配達に来ていた大分市の63歳の女性が頭などにけがをしました。警察によりますと、命に別状はないということです。
また敷地内に駐車していた車3台のガラスが割れるなどの被害が出ました。警察によりますと、落下した足場は、長さおよそ2メートル、幅およそ45センチで1枚の重さは3キロから4キロあるということです。
敷地内で作業をしていたという男性は、「後ろでものすごく大きな音がして振り返ったら車にフェンスのようなものが直撃していて、女性が血を流していた。とてもびっくりした」と話していました。
現場はJR大分駅から1キロ余りの大分県庁に近い中心部です。警察は現場にいた作業員に話を聞くなどして、事故の詳しい状況を調べています。