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工事費88億円 習志野市の新庁舎起工式

 習志野市は二十三日、新庁舎建設工事の起工式を行った。地上六階地下一階の新庁舎は二〇一七年四月末完成予定で、同年九月までに一部業務を始める。
 旧庁舎の向かい側に建設、工事費は約八十八億四千万円になる。今年四月の市長選で「豪華」批判もあったが、宮本泰介市長は「人口約十七万人の新庁舎として八十八億円はリーズナブル(妥当)」と指摘。「床面積は相当精査、柱の数や階数もいろんな角度から視点を加えた」とコスト削減を意識したと話す。
 一九六四年完成の旧庁舎は東日本大震災後の耐震診断で、震度によって倒壊の危険性を指摘されたため、建て替えを決めた。旧庁舎は一二年九月から、京成津田沼駅前の仮庁舎に移転している。市役所機能は八カ所に分散されているが、新庁舎に集約されるため、宮本市長は「市民サービス向上にもつながる」と期待する。

東京新聞:工事費88億円 習志野市の新庁舎起工式:千葉(TOKYO Web)