建設現場事故ニュース

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落下つり橋架け替えへ 事故現場下流、浜松

 浜松市鈴木康友市長は29日の記者会見で、天竜川沿いの土砂崩れにより落下したつり橋「原田橋」に代わる橋を、事故現場の約200メートル下流に建設すると発表した。
 事故は1月に同市天竜区で発生。土砂がつり橋の支柱を倒して長さ約140メートルの橋が落下、橋の上で作業中だった市職員2人が死亡した。近くで架け替えを進めていた橋も桁が落ちて損壊した。
 新しい橋の建設地は、土砂崩れの危険性が低い場所を選んだ。橋の長さは300メートルほどになり、工期は約5年を見込む。
 現在は事故現場から約500メートル下流に仮設橋を架けている。橋がなければ、対岸に渡るのに約80キロ迂回する必要がある。

落下つり橋架け替えへ 事故現場下流、浜松 - 産経ニュース