建設現場事故ニュース

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下水道工事現場で生き埋め、建設会社役員が死亡

 17日午後2時15分頃、茨城県取手市宮和田の下水道工事現場で土砂が崩れ、下水道管の取り換え作業をしていた同県守谷市百合ヶ丘、建設会社役員高島和彦さん(61)が生き埋めになった。
 高島さんは約1時間半後、市消防本部の救急隊員に救出されたが、外傷性窒息で死亡した。
 取手署の発表によると、現場は県道に掘った長さ約2・3メートル、幅約1・6メートル、深さ約1・5メートルの穴の中で、当時は高島さんともう1人の男性が作業をしていた。男性は逃げ出して無事だった。土砂が崩落した部分に土留めの板が設置されていなかったことから、同署は業務上過失致死の疑いもあるとみて調べている。
 市消防本部によると、市内では同日午後1時半から2時までの30分間に15・5ミリの雨が降っていた。

下水道工事現場で生き埋め、建設会社役員が死亡 : 社会 : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)