建設現場事故ニュース

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道路建設現場で崩落事故、作業員1人死亡・8人負傷 /竜仁

 25日午後5時22分ごろ、京畿道竜仁市処仁区南四面の道路建設工事現場で、コンクリート打設作業中に上板のスラブが崩壊し、作業員たちが十数メートル下に転落した。この事故で、67歳の男性がコンクリート塊の下敷きになり、意識不明の状態で発見され、病院に搬送されたが死亡した。また8人がけがを負った。

 現場では当時、橋梁を建設するため、橋脚の上の上板にコンクリートを流し込んでいた際中だったが、長さ20メートル、幅15.5メートルの上板が突然崩壊し、作業員9人が転落したり、工事資材の下敷きになったりした。一方、現場で一緒に作業を行っていた7人は転落せず、事故直後に避難した。事故の原因は、上板を支える鉄製の部分が重さに耐えられず崩壊したためだと推定している。

 事故を受け出動した救急隊は、事故から約1時間後に救助作業を完了した。このうち、死亡した男性を含む2人は現場で心肺蘇生術を受けた後、ヘリコプターで病院に搬送された。残りのけが人が命に別条はないという。

 事故が発生した場所は、竜仁市処仁区南四面と華城市東灘洞を結ぶ国家支援地方道(日本の主要地方道に相当)23号線の橋梁(全長27メートル、幅15.5メートル、高さ10メートル)の建設現場だ。韓国土地住宅公社が東灘新都市広域交通計画の一環として発注し、2012年末からロッテ建設が工事を担当してきた。

朝鮮日報