建設現場事故ニュース

建設現場で起きた大小の事故ニュースをまとめています

ショベルカーに轢かれ、19歳作業員が死亡 東京・銀座のホテル建設現場

 28日午後3時55分ごろ、東京都中央区銀座の建設工事現場から「作業員がショベルカーの下敷きになった」と119番通報があった。作業中だった千葉県船橋市本郷町、会社員、金津翔太さん(19)が病院に搬送されたが、約1時間後に死亡が確認された。警視庁築地署が死因と詳しい事故原因を調べている。

 同署によると、事故があったのはビジネスホテルの建設現場。金津さんを含む作業員7人が建物の土台を作る基礎工事の最中だったが、金津さんがショベルカーの背後を横切ろうとした際、車両が後退。キャタピラーに巻き込まれたとみられる。ショベルカーは別の作業員が運転していた。

ショベルカーに轢かれ、19歳作業員が死亡 東京・銀座のホテル建設現場 - 産経ニュース

兵庫労働局が西日本高速に緊急要請 新名神高速工事事故多発で

 新名神高速道路の建設工事現場で、橋桁の落下や作業員の転落などの事故が相次いでいることを受け、兵庫労働局は13日、工事を発注した西日本高速道路関西支社(大阪府茨木市)に対し、労働災害防止の徹底を求める緊急要請を行った。

 この工事をめぐっては、今年4月、神戸市北区の建設現場で橋桁が落下して作業員10人が死傷し、5月には大阪府箕面市の現場で橋桁を支える仮支柱が倒壊。今月3日には兵庫県猪名川町の現場で、工事用の足場の撤去作業中に男性作業員が転落して死亡する事故が発生した。

 同労働局は「関係法令に基づき、設備の落下・倒壊防止や墜落災害防止の措置など安全衛生対策が十分なされるよう、発注者として一層の災害防止に取り組むよう要請する」としている。

兵庫労働局が西日本高速に緊急要請 新名神高速工事事故多発で - 産経WEST

瀬戸の病院工事、作業員が転落死

 14日午前9時ごろ、愛知県瀬戸市西追分町の公立陶生病院の新東棟建設工事現場で、作業中の同県江南市五明町、建設会社員(37)が4階部分から、約4・5メートル下の3階部分に落下し、顔などを強く打って約1時間半後に死亡した。

 瀬戸署によると、仮設の床板が外れて落下した。ヘルメットは着用していたが、命綱は必要ない現場だったという。署が、床板が外れた理由を調べている。

 新東棟は現在の病院に併設して地下1階、地上9階の延べ床面積3万5900平方メートル。2019年8月までの工期で現在、3階部分までほぼ出来上がっている。

瀬戸の病院工事、作業員が転落死 :社会:中日新聞(CHUNICHI Web)

 

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新名神建設現場でまた事故…作業員が川に転落死

 3日午後11時50分ごろ、兵庫県猪名川町広根中突田の新名神高速道路の建設現場で、工事中の高架橋から作業員が転落したと110番があった。作業員は約20メートル下の猪渕川に転落し、搬送先の病院で死亡が確認された。

 兵庫県警川西署によると、死亡したのは神戸市北区山田町下谷上小橋の建設作業員(39)。工事用の足場の撤去作業中だった。足場として使っていた金属製パネル(縦約5メートル、横約5.3メートル)をクレーンでつり下げる途中でバランスを崩したとみられ、川西署が詳しい事故原因を調べている。

 新名神建設現場でまた事故…作業員が川に転落死 - 産経WEST

工務店代表が無資格で玉掛けし書類送検に

 滋賀・大津労働基準監督署は、無資格にもかかわらず玉掛け作業を行った梅立工務店(=うめりゅうこうむてん、滋賀県野洲市)と同社代表取締役労働安全衛生法第61条(就業制限)違反の容疑で大津地検書類送検した。平成28年4月、同社労働者が頭部を強打し、脳挫傷などを負う労働災害が発生している。

 同代表取締役は、野洲市内の新築工事現場で棟上げを行う際、無資格にもかかわらず玉掛け作業を行った。玉掛けに使用した繊維ベルトが切れ、持ち上げていた梁が落下し、仮設足場に直撃。足場が崩落し、足場で作業していた同社労働者が墜落して負傷した。「資格が必要な作業だと知っていたが、資格を取得していなかった」と供述している。

工務店代表が無資格で玉掛けし書類送検に 大津労基署|送検記事|労働新聞社

建設現場の足場で先行手すりの普及が進む

15年7月の安衛法の改正もあり、建設現場で使用する足場には一層の安全対策が求められた。特に住宅はだけでなく中高層ビルでも広く使われるようになったクサビ緊結式足場には、先行手すりの導入が急速に進んでいる。

信和製のクサビ緊結式足場をネット通販で販売している足場繁売.comでは、「昨年は問い合わせで終わっていたが、今年は実際に購入する顧客が増えている。特にハウスメーカーや大手建設会社の工事を下請けしている建設会社や足場業者が多い。個々の数量はそれほど多くないが、今後もこの流れが続く」とみている。

改正された安衛法は、従来の施工後の足場からの転落等の事故はもちろん、足場の組立作業中の事故を防ぐをこと注力しているのが特徴。元請け目線の安全対策が下請け業者にも波及する流れで先行手摺の導入が進んでいる。

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大型くい打ち機転倒 市伊勢病院の建設現場

 六月二十四日午前九時ごろ、伊勢市楠部町の市立伊勢総合病院の建設工事現場で、高さ三十六メートル、重さ百三十五トンの大型くい打ち機が倒れ、先端が国道23号側の柵や歩道に当たってコンクリート片などが飛び散った。けが人はなかった。

 市新病院建設推進課によると、現場では造成工事を進めており、くい打ち機の男性操縦士ら作業員十人ほどがいた。軟弱地盤にセメントのくいを打ち込む作業中、キャタピラ付きの機体を二十メートル移動させようと操作した直後、後ろ向きに倒れた。操縦士は「くい打ち機の足を取られ、バランスを崩した」と話しているという。

 市は施工会社の「山野・丸宗・中津特定建設工事共同企業体」に、原因究明と安全対策の報告を求めた。それまで工事は中断し、九月中旬までの予定だった造成工事の施工期間に間に合わない可能性がある。

大型くい打ち機転倒 市伊勢病院の建設現場:三重:中日新聞(CHUNICHI Web)